こんばんは、ズナリーです。
去年までにミスターオリンピア7連覇を成し遂げたフィル・ヒース。今年2018年についにShawn Rhodenに敗北してしまいましたが、彼が歴代でもトップクラスのすばらしいボディビルダーであることには間違いありません。
そこで今回は、彼がこの10年間、ミスターオリンピアでどのような体で戦いに挑んできたのかをまとめてみました。
一挙に公開!規定ポーズ10年間比較
オリンピアでのフィル・ヒースの規定ポーズを、2009年から2018年までの10年間でまとめた画像を作ってみましたので、見て行きましょう。ベストなフィルは何年なんでしょうね。
その前にひとつ。
僕はまだボディビルに興味を持ち始めたばかりなので、優劣について、はっきりとはわかりません。ただ、例えば二人のボディビルダーが並んだ時に、体が違うんだということはなんとなくわかって、なおかつどちらのほうが好みであるかというのは感じます。
ですが、こうやってボディビルのブログをやっている以上、もう少し体の優劣がわかるようにもなりたいなと思うので、今回このような画像を用意して、よく見て優劣を見分ける練習をしようと思ったわけです。
そんな感じで、フィルの10年間の写真から、ベストなフィルと、逆にワーストなフィルを僕なりに選びたいと思います。
フィルは2008年からミスターオリンピアに参戦していますが、11だと画像を見せにくいので10年間としました。ご了承ください。
フロント・ダブル・バイセップ
フロント・ラット・スプレッド
2013~2015,2017 : (c) 2018WeiderPublication,LLC
2016,2018 : (c) YouTube
サイド・チェスト
バック・ダブル・バイセップ
2013~2015,2017 : (c) 2018WeiderPublication,LLC
2016,2018 : (c) YouTube
バック・ラット・スプレッド
サイド・トライセップ
2014, 2016~2017 : (c) 2018WeiderPublication,LLC
2015, 2018 : (c) YouTube
アブドミナル・アンド・サイ
2014~2017 : (c) 2018WeiderPublication,LLC
2010, 2018 : (c) YouTube
モスト・マスキュラー
2014~2017 : (c) 2018WeiderPublication,LLC
2010, 2013, 2018 : (c) YouTube
フィル・ヒースの全盛期は何年なのか?
Nick’s Power and Strengthでは、2011年のフィルがベストだといっています。たぶん多くの人はそう思っていると思います。
僕もそう思います。ていうか一目瞭然って感じじゃないでしょうか。
まず、問題となっているバブルガットが見られません。
フロント・ダブル・バイセップのときのフィルのウエストの細さを見てください。めっちゃいいフィジークをしています。
腹筋の溝も深いし、ウェストだけじゃない、体全体がバキバキで普通にかっこいいですよね。
フィル史上、一番大きいわけではないですが、一番いいフィジークをしていると思います。
グルーツ(尻)にもしっかりストリエーションが入ってますしね。
最近だと、2016年、Shawnを破って6連覇を果たした時も、いいコンディションだなと思いました。
フィル・ヒースのワーストはいつ?
さて、逆にフィルが一番良くない年はいつでしょう?
画像を見る限りで、僕は2014年が一番コンディションが良くないと思いました。
フロント・ダブル・バイセップやフロント・ラット・スプレッドのときの腹筋がほぼうっすらとしか出ていませんし、後ろを向いた時のハムストリングスのストリエーションも薄い気がします。
でもお腹の制御はまだ全然できているように見えますね。YouTubeで2014年の大会の動画を見ても、お腹が気になるということはありません。
そういう意味で言えば、やはり2017年、2018年はバブルガットがひどくなっているんですよね。
たとえば、2014年と2018年でどちらのほうが絞れているかという面だけで見ると、今年のほうが絞れているように見えます。
じゃあ、2018年より、2014年のほうが悪いのかというと、やっぱりお腹が制御できていないと、すごく悪く見えちゃうんですよね。
写真だけ見てると、バブルガットってわかりにくいんですけど、動画で見ると結構わかるんで、この点は写真だけじゃなくて動画を見た印象です。
あと、絞りの面だけで見たら、優勝した2017年より、2位になった2018年のほうがいい気もしますね。
総合すると、個人的に一番良くないのは2017年ですかね。皆さんはどうでしょう。
ではまた
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