Arnold Classic 2025の結果 Derek Lunsford優勝!

Derek Lunsfordリベンジ! Sanson Daudaは第2位

2024年のMr Olympiaでは3位に甘んじたDerek Lunsfordが
このArnold Classicで優勝しリベンジを果たしました。
Mr Olympiaでは上半身に比べ下半身が小さく見えてしまうアンバランスさと、
若干のコンディションの甘さがありましたが今回はその部分が改善され、
おなか周りは本当に少しずつですが、大きくなっていっているように見えます。
ですが、ポージング中は十分に引き締まっていますし、
今回に関しては腕を上げたポーズではかなりウエストのタイトさが際立っていたと思います。

対するSamson Daudaですが、相変わらずの惚れ惚れするようなプロポーションに、迫力のある筋量と
オープンボディビルチャンピオンにふさわしいフィジークを持ってきました。
Olympiaの時のほうが若干コンディションはよかったかもしれませんが、
目に見えてOlympiaの時と比べ劣っているということはなかったと思います。
が、結果としてはDerekが優勝、Samsonは2位でした。
やはりこの二人、
ハイレベルすぎて、どちらかにほんの少しの隙でもあれば順位が入れ替わってしまうほどに、
完成されたフィジークの持ち主なのだなと思いましたね。
今回に関して言えば、Derekが本当に素晴らしい仕上がりを持ってきたため、
Samsonのほんの少しのコンディションの甘さでも敗因になってしまいました。
Olympiaではその逆でしたね。
この先もこの二人の戦いは、何度も見ることになるかと思いますが、
勝ったり負けたりを繰り返すのかなと、今回の戦いを見て思いましたね。
もしそうなったら、今までのボディビルでは見たことのないライバル関係になるので、楽しみですね。

Andrew Jacked第3位も進化を感じた

私の推しであるAndrew Jackedは第3位でしたね。
Derek、Samsonは入れ替わっても不思議ではないくらいに拮抗していますが、
その二人とAndrewにはやはり明らかな差があるかと思います。
が、Andrewはその差を年々小さくしてきている感じがしますね。
今回、単純なサイズだけで言えば、Samsonよりも大きかったんじゃないでしょうか。
もう少し足のサイズがあると、上半身とのバランスがさらに良くなると思いますし、背中にも厚みが出せたら最高ですね。
まだまだ進化できる余地が残っていて、第3位という順位なのでやはり、この先のAndrewにもまだまだ期待したいです。

ベテラン勢トップ入賞

私の好きなベテラン勢、Brandon Curry、William Bonac、Akim Williamsが
4位、5位、6位となり入賞したのは嬉しかったですね。
Brandonは今回、下半身のサイズが増していたように見えました。
42歳にして、まだサイズ面での進化ができるのは驚異的ですね。
William Bonacは相変わらずですが、コンディションが良い。
その安定感たるや山のごとしで、本当に安心して見られるというか、
「そうそう、この体が見たかったんだよ」って思わせてくれます。
Akim Williamsは年を増すごとに安定感が増してきていてすごいと思いますね。
2016、17年頃はコンディションがすごく甘い選手の印象だったのですが、
今では、毎回安定していいコンディションを持ってくる選手になっています。
この三人は40を超えてさらにボディビルダーとして深みが増しており、
順位でもまだまだトップで戦えているのが、本当に素晴らしいと思います。

全体の順位は以下の記事にまとめてありますので、よかったらご覧ください。

2025 IFBB Arnold Classic

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