こんばんは、ズナリーです。
今回はケビン・レブローニの紹介です。
ケビン・レブローニはドリアン・イェーツやロニー・コールマンと同じ1990年~2000年代にかけて活躍した選手です。
優れた遺伝子の持ち主で、同じくすばらしい遺伝子を持つフィル・ヒースと比較されています。
バルクとプロポーションを兼ね備えたすばらしい選手ですので、ぜひ知っておいてほしい選手です。
基本のプロフィール
- アメリカメリーランド州バルチモア生まれ。
- 1964年生まれ
- 身長:180cm
- 体重:102〜106kg
- あだ名:メリーランドのマッスルマシン
Kevin Levroneの体
マッスルマシーンと呼ばれていたケビン・レブローニ。その名の通り筋肉の存在感が半端ない選手でした。
一つ一つの筋肉がでかくて、丸く膨らんだ立体感のある体をしています。
このボコボコ感は良い遺伝子によるもので、よくフィルヒースと比較されています。
Kevinの一番優れている部分は肩から腕にかけて、特に上腕三頭筋はめちゃくちゃでかいです。
現在のボディビルダーで腕の大き選手といえばフィルヒースやローリーウィンクラーがいますが、この二人と比較しても決して引けを取りません。
そして大胸筋のモリモリ感も素晴らしいし、ストリエーションもしっかりと見えています。
お腹も大きく膨れてはおらず、良いコンディションで、腹筋の並びも綺麗。
このもストマスキュラーポーズでの肩と腕の大きさは半端ないです。
バックも悪くわないのですが、フロントポーズと比較すると少し劣っていました。
背中の上部、僧帽筋の発達は素晴らしいのですが、広背筋の下部の発達が、他の部位と比較すると弱点と言える部分ですかね。
背中の広がりはすごいんですけどね。
そんな感じで、ケビンは肩、腕、胸がめちゃくちゃ発達していて、フロントポーズがとんでもなく強かった選手です。
ボディビルダー史上最も多くのタイトルを持つ選手。
ケビンは歴代のボディビルダーの中で最も多くの優勝経験がある選手です。
1991年から2001年までの10年間で、23の大会で優勝しています。
それにも関わらず、残念なことにミスターオリンピアでは1995年、2000年、2002年と3回も2位を取っていますが、最後まで優勝することはできませんでした。
それを阻んだのは、ドリアンイェーツとロニーコールマン です。
13年のブランクを開けてもなお維持し続ける筋肉
1992年から2003年までコンスタントに大会に出続けましたが、2003年のストレングスオブチャンピオンズを最後に大会には姿を現さなくなりました。
その後ケビンは俳優や歌手、テニスやゴルフなど様々なことに挑戦していましたが、2016年に突然、13年ぶりにミスターオリンピアに出場しました。
その時の彼の体は、13年間ブランクがあったとは思えないほど、ボディビルダーとして完成された体でした。
その時の彼の年齢は51歳。彼のボディビルダーとしての遺伝子がとてつもなく優秀であることがわかる瞬間だと思います。
まとめ
ということで、今回はケビンレブローニを紹介してみました。
素晴らしい遺伝子の持ち主で、13年というブランクを開けて復活をした彼ですが、そこからは大会に出てはいません。
しかし、まだはっきりと引退を宣言していない状態です。
もしかすると、また大会でケビンを見られる時もあるのかもしれません。