2019ミスターオリンピアボディビル出場選手を紹介

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2019年のミスターオリンピアまであと5週間となりました。

タンパプロが終了して、オープンボディビルの出場選手が決定しました。

2019ミスターオリンピアの公式HPに出場選手の一覧が発表されていますので、紹介していきたいと思います。

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2019ミスターオリンピアボディビル出場選手

ミスターオリンピア公式HPの出場選手の一覧は、「出場資格のある選手」です。

このリストにある選手が、全員出場するというわけではありません。

ウィリアム・ボナック(オランダ)

昨年4位。

今年はアーノルドクラシックで2位、アーノルドオーストラリアでは優勝。もう上位の常連選手として定着したウィリアム・ボナック。

いつもバキバキのコンディションを持ってくる、抜群の安定感を持った選手ですが、「大きさ」が重要視される傾向にあるオリンピアでは、どうしても他の巨大な選手たちよりも評価されにくいと思います。

昨年から、オリンピアでもコンディションやプロポーションの重要度が増してきているので、今年はもう一歩、上の順位に行けるかも。

マックス・チャールズ(アメリカ)

(c)NPC News Online

昨年のルーマニア・マッスル・フェスで優勝して、出場権を獲得。

オリンピアには2017年に出場しており、その時は13位でした。

今年に入ってからは、大会には姿を現していません。2年ぶり2度目のオリンピアということで、かなり気合を入れて準備をしているのかもしれませんね。

ハディ・チョーパン(イラン)

212クラスの選手ですが、今年のバンクーバープロにオープンクラスで出場して優勝。

212クラスの中でもトップの実力を持つ選手であることは、間違い無いのですが、ビザの問題でアメリカへの入国ができず、昨年もオリンピアへの出場を断念しています。

今年のオリンピア出場も、難しいとみられていますが、出場できたとしたら、おそらく212クラスでの出場になると思います。

ブランドン・カリー(アメリカ)

昨年5位。

今年はアーノルドクラシックで優勝しています。ここ2・3年で急成長している、もっとも注目度の高い選手の一人であり、今年の優勝候補の一人でもあります。

昨年のトップの選手の出場が不透明となっている今大会、ブランドンが優勝する可能性は、かなり高いと思います。

ナーサン・デ・アーシャ(イギリス)

昨年おオリンピアでは8位でした。

今年のブリティッシュ・グランプリで優勝し、オリンピア出場権を得ています。

2016年に初出場で12位、2017年は7位ときて2018年で8位と、停滞してしまった昨年。今年はさらに順位を上げてやろうと思っているに違いありません。

ジョナサン・デラローサ(アメリカ)

今年のプエルトリコ・プロとトロントプロで優勝しています。

オリンピアには2014・2015年と出場していますが、その時はあまりいい順位ではなかったようですね。

実に4年ぶりのオリンピア。気合いも入っているでしょうね。

クラレンス・デ・ヴィス(ベルギー)

昨年のジョージ・ファラハ・クラシックで優勝して、今年オリンピア初出場です。

あまり大会の記録が残っていない選手で、僕も全く知らない選手です。

見た所、あまり背は高く無いでしょうか。でもウィリアム・ボナックみたいに、ぎゅっと詰まった密度のあるいい体をしていると思います。

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フィル・ヒース(アメリカ)

ミスターオリンピア7連覇。そして昨年ショーン・ローデンに敗れ2位となったフィル・ヒース

もちろん、このリストに名前はありますが、出場はないとみられていますね。

ただ、最近のインスタグラムへの投稿で見られる体が、結構いいコンディションなので、「もしかしたら出場もあり得るか」みたいなことを言っている人もいますが、多分ないでしょう。

でも2020年には是非とも、復活して欲しいですね。

デキスター・ジャクソン(アメリカ)

(c)NPC News Online

今年50歳になるボディビル界の生ける伝説。

昨年は7位となり、年齢による衰えを心配されましたが、先週のタンパプロでは優勝しており、まだまだ十分に戦えることを見せつけてくれました。

ただ、今年のオリンピアの結果次第では、引退もあるのかもしれません。

スティーブ・クークロ(アメリカ)

2013年から2017年を除き、オリンピアにで続けています。昨年は第10位でした。

今年はインディプロで優勝し、計6回目の出場です。

なかなか10位より上に行けていなかったのですが、今年はチャンスの年なので、順位を上げてくる可能性がありますね。

ジョシュ・レナートウィッツ(オーストラリア)

2016・2017年とオリンピアに出場し、2回とも9位という成績を残しています。

2018年は大会に出場せずに、トレーニングに集中しレベルアップを図り、今年のビッグマン・ウィークエンド・プロで優勝しました。

ですが、インスタグラムで健康面での問題を発表し、しばらく療養に入るというメッセージが投稿されました。

そのため、今年のオリンピアへの出場はおそらく断念することになると思います。ぜひ回復に専念し元気になってもらいたいですね。

マイケル・ロケット(アメリカ)

(c)NPC News Online

2016年から毎年オリンピアには出場していますが、順位はあまり良くないです。

今年は、シカゴプロで優勝し、オリンピア出場権を獲得しました。

すごくエステティックな体をしていて、どちらかというとクラシックフィジークの選手みたいです。

プロポーションが重視されるようになったオリンピアで、どんな評価を受けるのかは楽しみですね。

パトリック・ムーア(アメリカ)

今年のカリフォルニア・プロで優勝しました。オリンピアには初出場です。

選手としての暦はかなり長いようですが、僕は初めて知る選手です。

バランスとプロポーションがいい選手だなと思います。ポージングしている時の笑顔もいいし、口髭もいい雰囲気だなと思います。

ユアン・モレル(アメリカ)

昨年は16位。

今年はニューヨーク・プロ、アーノルドクラシック南アメリカで優勝しています。

今回出場する選手の中では、かなり背が高く、またプロポーション系の選手でもあります。

最近では大きさの面でも成長しているので、オリンピアでどんな体を持ってくるのか楽しみです。

ルーカス・オスラディル(チェコ共和国)

昨年のオリンピアでは12位、2016年、2017年にも出場しています。

元々は212の選手でしたが、2015年からオープンクラスに移行して活躍しています。

今年はポイントで1位をとって、オリンピア出場権を獲得しました。

ショーン・ローデン(アメリカ)

先の事件によって、オリンピアへの出場権を剥奪されたショーン・ローデンですが出場者リストには名前が残っている状態です。

これはどういう意味なのか、定かではないのですが、まだ出場の可能性があると捉えることもできると思います。

ショーンはいまだにトレーニングを続けているようなので、本人も諦めてはいないように思います。

ショーンの処分は最終的には裁判の結果によるのだと思いますが、あと5週間で裁判の結果は出るのでしょうか。

ルーク・サンドー(イギリス)

オリンピアには初出場です。

今年はアーノルドクラシックで3位、タンパプロで2位などの好成績でポイント2位につけたルーク。

各大会での優勝こそ逃しているものの、オリンピアでは上位につける可能性もあると見られています。

予測が難しい今年のオリンピア、もしかしたら大番狂わせを見せてくれるかもしれません。

モハメド・シャーバン(エジプト)

(c)NPC News Online

今年のポルトガル・プロで優勝し、オリンピア出場を決めました。

オリンピアは初出場。大会への出場自体もほとんどないですね。

マイケル・ロケット同様、とてもエステティックな体をしています。

アキム・ウィリアムス(アメリカ)

ポイント第3位でオリンピア出場を獲得しました。

オリンピアには2016年に出場しており、その時は15位。

大きい選手なのですが、コンディションが甘いときが多く、なかなか上位になれない印象ですが、今年はいくつかの大会では、ちょっといいコンディションを見せてくれました。

オリンピアではさらにいいコンディションを持ってこないと、上位に入るのは難しい気がします。

ローリー・ウィンクラー(キュラソー島)

昨年は、アーノルドクラシックオーストラリアで優勝、オリンピアで自身最高位の3位を獲得し、快進撃を見せてくれたローリー・ウィンクラー。

今年のアーノルドクラシック、アーノルドオーストラリアでは少し、停滞してしまいました。

オリンピアトップ選手の中でも、一際巨大な腕を持っており、異質な見た目と迫力のあるポージングで人気も高い選手です。

間違いなく今年の優勝候補の一人ですね。

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