予測大外れ! アーノルドクラシック2020優勝はウィリアム・ボナック

予測大外れ! アーノルドクラシック2020優勝はウィリアム・ボナック

2020年3月6〜8日にオハイオ州コロンバスで開催されたアーノルドクラシック2020。
コロナウィルスの影響で多くのイベントが中止、延期となる中プロイベントは観客を入れて開催。大いに盛り上がったと思います。

その中で、オープンボディビルは2年ぶりの大会出場となるビッグ・ラミーや、今年引退を決めたデキスター・ジャクソン。
またジョニー・ジャクソンやヴィクター・マルチネスなどのベテラン選手など、多くの注目選手が出場する大会となり、話題となっていました。

ズナラボでも2回にわたり順位予測をあげたのですが、結果は全く予想外のものになりました。

一体どんな結果になったのか、お伝えしていきたいと思います。

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アーノルドクラシック2020オープンボディビルトップ6

第6位:セドリック・マクミラン

個人的に応援しているセドリック・マクミランが第6位に。うーん、残念。
順位予測記事でも書きましたが、今期のセドリックは積極的に大会に出場しているし、頑張っているように思えたので、もっといい順位につけてくると思っていたのですが、結果は第6位でした。

第5位:セルジオ・オリバ・ジュニア

予測では7〜6位あたりでしたが、結果は第5位でした。素晴らしい。
父親譲りのエステティックな体型に加えて、コンディションも非常に良かったように思います。

第4位:スティーブ・クークロ

予測では第6位くらいでしたが、なんと第4位でした。
スティーブは今回、大会前インスタグラムにあげられていた写真で、とてもハードに仕上がっているなと思っていました。
ステージ上でもそれがしっかりと現れていたように思います。

個人的な意見として、スティーブはデカくてカッコいいナイスガイですが体型的には、すごくいいわけではないと思ってます。
関節が太いためか、凹凸が少なくメリハリが出にくい体型なんですよね。
その中で、年々体を進化させて、順位もあげてきているのですごい選手だなと思います。

第3位:ビッグ・ラミー

1回目の予測で第3位、2回目の予測では優勝としていましたが、1回目の予測が当たってしまいましたね。
しかも、コンディションがあまり良くないかもっていう予測も当たりましたね。
なんというか、当たってしまったのが逆に予想外でした。

今回のビッグ・ラミーはかなり頑張っていたように思いますし、かなり自身もあるように見えたので、優勝行くんじゃないかなと思ってましたが。

コンディションはよくはなかったですが、そこまで悪いというわけでもなかったようには思いますけどね。
個人的には、ポージングがあまりうまくなかったなとは思いました。あと、以前と比べるとあの巨大な背中の広がりが、ちょっと弱くなったように思いました。
ビッグ・ラミーもスティーブと同じで、筋肉の凹凸が出にくい体なのかな。どうしてもデキスターやウィリアムと並ぶとフラットに見えてしまいますね。

第2位:デキスター・ジャクソン

今回1番の予想外がこのデキスターの準優勝です。失礼な話、侮っていました。
50歳という年齢や昨年の印象から、4〜6位、頑張っても3位だろうとか思ってましたが、恐れ入りました。堂々の準優勝。

引退の年に準優勝とか普通ないですよね。
しかも全盛期に若くして引退とかじゃなく、選手寿命を十分に全うし、よくここまで現役貫いたなという年齢ですからね。
本当に不死身というか、ボディビル界のヴァンパイアですね。
間違いなく、最も偉大なボディビルダーの1人だと思います。

第1位:ウィリアム・ボナック

1回目、2回目の予測共に第2位でしたが、結果は優勝でした。
誰か他の選手が、数年に1度のベストな状態を持ってきた! なんてことが無い限り、今のウィリアムには勝てないんだなと思いました。
それくらい安定感があって、完成されている選手なんだなと。

コンディションもポージングも素晴らしかったですね。あと肌の質感というか筋肉の張りが本当によかったと思います。
ほんと、すごい選手です。

これでウィリアムはアーノルドクラシック2勝目。この安定感で行くと、将来デキスターが持っているアーノルド優勝記録を破るかもしれないですね。

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パトリック・ムーアについて

今回、大きの期待を集めていたパトリック・ムーアですが、結果は第10位でしたね。
思っていたほど、順位が上がりませんでした。

この結果の理由は、サイズがまだ足りていないことでしょうか。
他の選手と比べると明らかに小さかったですよね。

写真で見る限りは、オリンピアの時と比べてもそこまで大きくは変わっていなかったように思います。
それでいてコンディションは今回の方がちょっと悪かったかな。

ポテンシャルが高いのは間違い無いですが、順位が上がってくるのはもう少し先になるのかもしれませんね。

まとめ

ということで、アーノルドクラシック2020ボディビルのトップ6を紹介しました。

今回の僕の予測は全然あってなかったですね。でも、個人的にはそれだけ面白い結果でしたね。

今回はリアルタイムで見ることができなかったので、大会の雰囲気とかまでは感じることができなかったのですが、いい大会だったのではないでしょうか。
ステージも良かったですね。ライティングも見やすそうでした。

他のカテゴリの結果もおいおいお伝えしていきたいと思います。

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