【ボディビル】2021アーノルドクラシックの招待選手

アーノルドクラシック2021

2021年アーノルドクラシックUSAのボディビルに出場する選手が公式に発表されました。

世界で活躍している14人のボディビルダーが招待され、アメリカオハイオで戦います。

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出場選手紹介

ライオネル・バイアッキ

(c) NPC News Online

2019年と2020年もアーノルドクラシックに招待されていましたが不出場だったライオネル・バイアッキ選手。今年も招待を受けましたね。
2019年はパスポートの問題で、2020年は理由は不明でした。
2度の不参加にも関わらず、今年も届いたシュワちゃんからのラブコール。今年はぜひ受けて欲しいですね。

ライオネルはとてもバランスされた弱点のない体の持ち主です。その辺りがシュワちゃんの好みっぽいですよね。何度も招待されている理由なのではと思います。

2017年には第4位、2018年には第6位になっています。最近では2020年のルーマニアプロで第5位になりました。

とてもアーノルドクラシックらしい選手の一人だと思うので、今年こそは出場して欲しいです。

ウィリアム・ボナック

(c) NPC News Online

昨年の覇者、ウィリアム・ボナック選手も今年のアーノルドクラシックの招待を受けました。

2018年のUSAで初出場でいきなり優勝してから、2018オーストラリアで2位、2019年USA2位、同年オーストラリア1位、そして2020年USA1位とアーノルドクラシックでは超強いウィリアムです。今年も期待しちゃいますね。

ウィリアムはコンパクトながら一体感があって密度の高い筋肉、全ての部位が鍛え上げられている弱点のない体、そして毎回安定して高いレベルに仕上げられているコンディションと本当に隙のない選手です。

デキスター・ジャクソンがまさにそんな選手だったのですが、デキスターはアーノルドクラシックで最も多く優勝している選手です。
ウィリアムはそこに挑むことができる選手だと思います。

マックス・チャールズ

(c) NPC News Online

2016、2017、2018、2020とアーノルドクラシックに出場しており、もはや常連の顔になっているマックス・チャールズ選手。
最高順位は、2017年の3位ですが、その頃よりも近年の評価が確実に高くなっている選手です。

その理由が年々、仕上がりが良くなってるからだと思いますね。コンディションが良くなっている。
もともとサイズはトップクラスで大きかったのでそこにコンディションが加わったことでかなりカッコいい体になってきています。

今回のアーノルドでもさらに進化した姿を期待したいですね。

スン・チュル・リー

(c) NPC news online

昨年、アジア人としては山岸さんぶり(多分?)にミスターオリンピアの舞台に立ったスン・チュル・リー選手。

デカさで言えば、先に紹介したマックス・チャールズに引けをとっていないくらいデカい。アジアンマスモンスターとでも呼べばいいでしょうか。
特に腕の大きさは今のボディビル界でもトップクラスの大きさを誇っていると思います。その他、肩や胸の前面が非常に強力な選手ですね。

昨年のオリンピアに続き、世界最高峰のコンテストであるアーノルドクラシックにも初出場です。

モハメド・エル・エマム

(c) NPC news online

今年インディプロとニューヨークプロに出場しそれぞれ2位と5位という好成績を納めたモハメド・エル・エマム選手がなんとアーノルドクラシックに招待されました。

今年に入って注目を浴びた選手がいきなりの抜擢ということで、これは驚きましたね。
確かに、プロポーションがよく、エステティックなフィジークをしているので正にアーノルドクラシック的な選手だなと思います。

2020年、同じような感じで抜擢されたパトリック・ムーアは結果13位だったので、モハメド選手は一体何位になるのか気になりますね。

スティーブ・クークロ

(c) NPC news online

ボディビル界のナイスガイ、スティーブ・クークロ選手が4年連続でアーノルドクラシックの招待を受けました。

スティーブもまた、高身長ながらバランスされたフィジークの持ち主ですね。
身長が高いとどうしても筋肉に隙間ができやすいと思うのですが、スティーブはがっしりとまとまりのある筋肉をしていて、パッと見身長が高そうに見えないくらい高身長ながら密度の高い体が魅力的です。

順位も昨年は4位とこれまでで最高の順位を獲得しているので、今年はさらにその上を取れるかが注目です。

セドリック・マクミラン

(c) NPC news online

この人こそ正にアーノルドクラシック的な選手の代表と言っていいでしょう、今年でなんと9年連続での招待となりました。セドリック・マクミラン選手です。

今年で44歳。今回出場する選手の中ではダントツのベテランですね。

優勝こそ2017年に1度しただけですが、アーノルドクラシックといえばセドリック・マクミランと言っても差し支えないと思います。

大きさと美しさを兼ね備えた体は、現在のボディビルの中では唯一無二。似た選手はいないセドリックだけのオリジナルだと思います。
そしてもうずっと言い続けていますが、一度だけでいい。バキバキのセドリックが見たい! 半分くらい期待しつつ、半分くらいはもう諦めていますが^^;
いずれにしても、今年もアーノルドクラシックの舞台でセドリックが見られるのはとても楽しみです。

ハッサン・ムスタファ

(c) NPC news online

モハメド選手に続きこちらも今年大注目の選手の一人ですね。ハッサン・ムスタファ選手。

ニューヨークプロ、カリフォルニアプロ、プエルトリコプロと3連続で3位という、素晴らしいですが、おそらく本人としては煮え切らない結果となっているハッサン選手です。

ハッサン選手はモハメド選手やセドリック選手と違って、デカさを前面に押し出した、なんというかマッシヴさが武器の選手ですよね。

プロポーションの良い選手をアーノルドクラシック的と言ってはきましたが、過去、ブランチ・ウォーレンなどのマッシブ系のチャンピオンもいます。

ハッサンがアーノルドの舞台でどんな評価を受けるのか、楽しみです。

セルジオ・オリバJr

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昨年アーノルドクラシック初出場にして第5位という成績を収めたセルジオ・オリバJr選手。

お父さんは同じ名前のセルジオ・オリバ。黄金時代の伝説のボディビルダーですね。ミスターオリンピアで唯一アーノルド・シュワルツネッガーに勝っている選手です。

その息子さんであるセルジオ選手が昨年に引き続きアーノルドクラシック出場ということで、いや去年も思ったんですがボディビルも歴史を積み重ねていますね。

セルジオ選手もお父さん譲りの黄金時代を思わせるエステティックなフィジークがめちゃかっこいい選手です。

ジャスティン・ロドリゲス

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2018年以来3年ぶりに招待を受けましたジャスティン・ロドリゲス選手。

今年はインディプロで優勝、ニューヨークプロで2位とかなり好調です。
肩はや胸が大きくて分厚みのあるパワフルな体をしているのですが、腕を上げたポーズをとると、意外とコンパクトなウエストをしていてスタイリッシュになる不思議な選手です。

個人的にはハッサン選手とライバルになる選手かなと思っているので、この二人の戦いが楽しみですね。

イアン・ヴァリエレ

(c) NPC news online

アーノルドクラシック初出場のイアン・ヴァリエレ選手。
2020年はニューヨークプロ優勝、タンパプロ2位、オリンピアでは7位という好成績を収めています。

僕この選手好きですね。角ばったゴツい体をしていますが、足が長くてスタイルが良いので迫力がありながらもスタイリッシュです。
またポージングがうまくて、特にフロントラットスプレッドがすごくカッコいいんですよね。

顔も端正でありながら髭がワイルドさを醸し出していて、全てにおいて絶妙にバランスの良い選手だと思います。
なんかジェイ・カトラーに似てませんか? それもかっこいいですよね。

アキム・ウィリアムス

(c) NPC news online

6月のプエルトリコプロで優勝したばかりのアキム・ウィリアムス選手が今年もアーノルドクラシックの招待を受けましたね。

アキム選手は2019年から3年連続の招待となります。順位は2019年9位、2020年7位でした。
年々評価を上げてきている選手で、今年のプエルトリコプロも素晴らしい体で優勝だったので、アーノルドクラシックでも順位を上げてくるのが期待できるんじゃないでしょうか。

アキム選手はもともと上半身がすごく強い選手で、特に広背筋はもう笑っちゃうくらいデカかったのですが、逆に下半身が弱点だったんですよね。
でも少しずつ改善されてきて、全体的に見てバランスの良い体になっていると思います。

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そのほかの出場選手は?

最初の発表時には以上の選手が発表されていましたが、その後インスタグラム上で追加で二人の招待が発表されました。

  • ローリー・ウィンクラー
  • ニック・ウォーカー

ローリー・ウィンクラー

(c) NPC news online

2018年オリンピアのピープルズチャンピオン、みんな大好きローリー・ウィンクラーが満を持して参戦です。

ローリー選手は2020年はコンテストには一切姿を見せていませんでした。人気のある選手なので多くのファンがコンテストでローリーを見るのを待ちわびていたと思いますが、ようやくその姿を見ることができそうですね。

2018年のUSA大会では第4位、オーストラリア大会では優勝、2019年はUSAで第5位、オーストラリアで第3位という成績を残しています。

高いポテンシャルを持ちながら優勝回数が少ない選手なので、そろそろまた大舞台で優勝する姿を見たいですよね。

この1年の間でどんな体に変化しているのかを見るのも楽しみです。

ニック・ウォーカー

(c) NPC news online

今年、ボディビル界の話題を掻っ攫っている注目度No.1のルーキーニコラス・ウォーカー選手がアーノルドクラシックに招待されました。

プロ2戦目となるニューヨークプロで、周囲の期待通りに優勝してしまった超新星ですよね。
若い選手の中では頭一個抜けているニコラス選手ですが、世界トップクラスの選手と同じ舞台に立った時にどんな評価を受けるのか、これはものすごく楽しみですよ。

ニコラス選手はパワフルなタイプの選手ですが、マックス選手やアキム選手、ローリー選手などのトップのトップクラスでデカい選手と並んだ時にどうなのか。

また、ウィリアム・ボナック選手のようなバランスが優れている選手やセドリック選手のようなプロポーション面でトップを行っている選手と並んだ時にもどう見えるのか、もう非常に興味がありますね。

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まとめ

ということで、2021年アーノルドクラシックUSA大会に招待されたボディビル選手を紹介しました。

今後また追加で選手が発表になるかもしれません。その時は随時、紹介していきたいと思っています。

今年のアーノルドクラシックもとても楽しみですね。