どうも、ズナリーです。
最近色々やることがあって、なかなかブログの更新ができていませんでした。
ちなみにその中の一つで、Fitness Worldの次号にまた記事を載せてもらえます。
今年のオリンピアについて思うことを書いているので、是非購入してみてくださいね。
さて、今回は8月に開催された3つのボディビルコンテストの結果を一気にご紹介していきます。
タンパプロの結果
いつもみたいに、全ての順位を書いていると長くなってしまうので、それぞれ公式のスコアカードへのリンクを貼っておきますね。
タンパプロは8月の6〜7日に開催されました。

今回のタンパプロはトップの3人の実力が拮抗していて、みんなそれぞれよかったですね。
その中で優勝したのはイアン・ヴァリエレでした。
絞りの面では今回は、少し甘めだったように思います。2位のフィリップ・クラハーや3位のチャールズ・グリフィンの方がコンディションはよかったと思うのですが、
イアンのトータルパッケージとしてのかっこよさが勝っていたという感じですかね。
2位のフィリップ選手は今年で46歳の第ベテランなのですが、準優勝という素晴らしい成績。
コンディションは優れているのですが、お腹周りの形が年齢を感じさせる感じかなと思います。
逆に第3位になったチャールズ・グリフィンはお腹を含めた上半身のシルエットがめちゃくちゃカッコよかったですね。
胴体がすごく短くて広背筋が腰のすぐ上まできていてるので、バックポーズがすごく強かったですね。
テキサスプロの結果

テキサスプロにはトップ選手の一人であるスティーブ・クークロが参戦。去年のアーノルドクラシック以来のコンテストでしたが、結果は第2位でした。
順位は2位だったのですが、スティーブ選手自身はめちゃくちゃ良い体を持ってきていました。過去最高のスティーブ選手だったんじゃないでしょうか。
コンディションは間違いなくよかったですし、足や広背筋が以前よりも大きくなっていたように感じました。
すごいよかったスティーブ選手を抑えて優勝したのは、イアン・ヴァリエレ。タンパプロに続いての優勝。すごいですよね。
テキサスプロでのイアン選手はコンディションもよかったです。スティーブ選手と並ぶと大きさでは勝てませんが、コンディションでは勝とも劣らず、
そしてやはりトータルで見たときのバランスやアウトラインが優れていましたね。
第3位にはフィル・クラハーが入りました。こちらもタンパプロよりもコンディションを進化させてきていましたね。
その他、第5位にはハッサン・ムスタファが入りオリンピア出場へのポイントを1ゲットしました。
優勝はまだありませんが、オリンピアへの出場はほぼ間違いないと思います。
ヨーロッパプロの結果
8月15日に開催されたヨーロッパプロには、ナーサン・デ・アーシャが2年ぶりのコンテスト復帰。
そして、シカゴプロで5位だったローリーが復帰後2戦目となりました。

結果はナーサンが優勝。ローリーは第2位と流石のトップ選手二人がワンツーフィニッシュを決めました。
正直、コンディションは二人ともそこまでよかったわけではないのですが、その代わり二人ともサイズの面での進化が見られました。
ローリーはシカゴプロの時よりも、足や背中のサイズが回復してきており、対比としてお腹周りがすっきりしたように感じました。
ナーサンも2019年の頃と比較すると、全体的にサイズアップされていて、迫力がアップしていましたね。
その中で第3位になったのはティム・ブデシェイム。ドイツの非常に大きな選手で今年は7月のポルトガルプロで第2位になっています。
その他、今回多くのプロデビューの選手がいたのですが、その中の一人7位になったモハメド・アルンスー選手。この選手のコンディションが素晴らしかったので紹介します。
今の、オープンボディビルでは絞りに重きを置いている選手が少ない印象ですが、久しぶりにパリパリに絞り切った選手をオープンボディビルで見た気がします。
フランク・ツェーンを彷彿とさせるバキュームも素晴らしい選手です。

まとめ
ということで、8月開催のボディビルコンテストの結果をまとめてお伝えしました。
オリンピア出場を賭けた予選はこれで残り、アーノルドクラシックだけとなりました。
いよいよ、今年の世界最高のボディビルダーが決まる日が迫ってきましたね。
9月、10月が非常に楽しみです。