さあ、いよいよ2021ミスターオリンピアが間近に迫っています。
土曜日の夜にはオープンボディビルの結果が出ているわけですが、ここで2021のミスターオリンピアオープンボディビルの順位予測をしたいと思います。
今回は私の予測ではなく、いくつかのサイトやYouTubeチャンネルが予測しているものを集計して、その結果をお伝えしたいと思います。
私よりもボディビルに造詣の深い人たちの意見なので、私自身が予測するよりも信憑性が高いかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
参考にしたサイト、YouTubeチャンネル
参考にしたサイトやYouTubeチャンネルは以下の通りです。
- Fitness Volt
- Nick’s Strength and Power
- Phil Heath(Valuetainment Short Clips)
- IFP Fitness Network
- Greg Doucette
個人的にはフィル・ヒースの予測を聞くことができたのは面白かったです。何せ、7回もミスターオリンピアを優勝している経験者の意見ですからね。とても気になる意見だと思います。
各サイトへのリンクも貼ってありますので、そちらもご覧になってみてください。
ミスターオリンピアの順位予測
各サイトの順位予測を、大体の感じでまとめたものを、第1位から第6位まで発表したいと思います。
第1位:ビッグ・ラミー
満場一致で第1位に予測されたのはビッグ・ラミーことマンドゥ・エルスビエイでした。
昨年のミスターオリンピアであり、フィル・ヒース以来の連覇をすることができるのかが注目されている選手です。
すべてのサイトがビッグ・ラミーを1位に予測した理由は、ビッグ・ラミーのような(大きな)選手が他にいないからです。
ビッグ・ラミーに勝つためには、ビッグ・ラミーの大きさに勝つ必要があるわけですが、それを持っている選手が他にいないというのです。
ラミーのコンディションが昨年よりも改善されたものになっていたら、ラミーに勝つことは誰も出来ません。仮にコンディションが甘くてもそれがそれが酷いものでない限りはラミーを破るのは難しいでしょう。
そのような理由で、すべてのサイトがビッグ・ラミーを1位に予測しているようです。
第2位:ハディ・チョーパン
ハディ・チョーパンは3つのサイトが第2位に予測していました。
昨年は第4位だったのですが、多くの人がハディはもっと上の順位だったという感想を持っているようでした。
全体的な大きさではラミーに届きませんが、各部位の発達は素晴らしく、密度と完成度が高いフィジークでいつもコンディションも良い選手です。
また例年、VISAの関係でアメリカに入国できるのが遅れていましたが、今年はかなり余裕を持ってアメリカに来ることができています。
そのため、いつもよりも入念な準備ができていることも、この予測の根拠になっているようです。
第3位:ブランドン・カリー
ブランドン・カリーは4つのサイトが第3位と予測しています。
2019年に優勝し、昨年は第2位でした。
上半身の大きさと厚みは、今回のラインナップの中では随一(ビッグ・ラミーを除いて)で、ウエストは引き締まっておりプロポーション的にも優れています。
ただ下半身が弱いという弱点を持っています。年々改善されてきてはいますが、今回のラインナップではこの弱点が目立ってしまうかもしれません。
今年にかけてはサイズアップを図るトレーニングをしてきていると言っていたので、どんなフィジークの変化があるのかは楽しみですが、
その分、コンディションへの心配もあります。
そのような部分も含め第3位という予測なのではないでしょうか。
第4位:ニコラス・ウォーカー
ウィリアム・ボナックと2票ずつ第4位という予測になっていたのですが、第2位という予測にも2票入っているということで、ニックを第4位にしてみました。
アーノルドクラシックで、デビュー2年目での優勝という素晴らしい結果を出したニック・ウォーカー。当然、オリンピアでも活躍が期待されます。
他の選手のコンディション次第で、という条件付きでは第3位以上の成績もありうるという見方をしているところもありました。
低めの身長に、密度のある大きな筋肉というハディ・チョーパンにも似たフィジークの持ち主ですが、筋肉のストリエーションや密度、メリハリ、コンディションの面でハディの方が上を行くという見方をされているようですね。
第5位:ウィリアム・ボナック
3つのサイトがウィリアムを第5位に予測しています。
昨年も同じく5位という順位でした。ウィリアムは今年のアーノルドクラシックに出場予定でしたが、Visaの問題でアメリカへの入国が遅れ出場できないというアクシデントがありました。
そのことについては、ウィリアムからファンに謝罪がありましたが、オリンピアのことを考えると、これが良い方向に働くということもあるかもしれません。
そう言っているのがフィル・ヒースで、フィルはウィリアムを第4位に予測しており、その理由がアーノルドへの欠席によってオリンピアのみに集中すれば良くなったからだと言っています。
ハディと同じく、ニックと似たフィジークでこの二人の差はほとんどないと思うのですが、ウィリアムが数週間前のゲストポーズで見せた体が、数週間前とはいえ少し甘く見えたこと、それに対してニックのアーノルドでの素晴らしいコンディションがこの二人の順位予測に影響を与えているのかもしれません。
第6位:イアン・ヴァリエレ
3つのサイトがイアンを第6位に予測しています。
アーノルドクラシックでは第2位と、ニックに次ぐ素晴らしい順位だったイアン。去年のオリンピアでは第7位であり、アキム・ウィリアムスの次だったわけですが,
アーノルドクラシックでの準優勝で箔が付いたのが今回の予測にも影響しているのでしょう。
最後に、各サイトの順位予測を掲載しておきます。
Fitness Volt | Nick’s Strength and Power | Phil Heath | IFP Fitness Network | Greg Doucette | |
---|---|---|---|---|---|
1. | Mamdouh Elssbiay | Mamdouh Elssbiay | Mamdouh Elssbiay | Mamdouh Elssbiay | Mamdouh Elssbiay |
2. | Hadi Choopan | Hadi Choopan | Hadi Choopan | Nick Walker | Nick Walker |
3. | Brandon Curry | Brandon Curry | Brandon Curry | Brandon Curry | Hadi Choopan |
4. | Nick Walker | Nick Walker | William Bonac | Hadi Choopan | William Bonac |
5. | William Bonac | William Bonac | Nick Walker | William Bonac | Brandon Curry |
6. | Hunter Labrada | Iain Valliere | Iain Valliere | Iain Valliere |