ルーマニアマッスルフェスプロでラファエル・ブランダオ初優勝

ルーマニアマッスルフェスプロでラファエル・ブランダオ初優勝

ラファエル・ブランダオがコンテスト初優勝

2021年11月13〜14日にルーマニアのブカレストで開催されたルーマニア・マッスル・フェス・プロで、ブラジルのボディビルダー、ラファエル・ブランダオが優勝しました。

ラファエルは先週のプラハプロでサムソン・ダウダに次ぐ第2位でしたが、今回はそのサムソンを抑え見事に第1位に輝きました。

今回もサムソンは素晴らしい体で登場し、ラファエルとの比較はとても難しく見えたのですが、僅差でラファエルに軍配が上がりましたね。
サムソンが優勝でもおかしくはなかったのですが、サムソンは既にオリンピアの出場権を得ているので、今回ブランダオが優勝できたのはよかったと思います。

この2人結構似た体をしていて、2人とも背が高く、ウエストがほそく、手足が長いモデル体型のボディビルダーで、美しさを武器としています。

当然、2人とも僕が好きなタイプのボディビルダーなので、この2人が来年のオリンピアに出場できるようになったことはとても喜ばしいです。

(c) NPC News Online

第3位に入ったベクロズ・タバニ・アバルガニという選手。イラン出身なのですが、イランといえばハディ・チョーパン。
このベクロズという選手もハディに似て、非常にコンディションがよくて見応えのある体をしていました。
やはり同じ国だとどこか、骨格が似ている感じがしますね。肘や腰の関節が小さくて、筋肉とのメリハリがついているので、成長したらハディと同じく素晴らしくいい体になりそうだなと感じました。

(c) NPC News Online

そして、ベテランのローリー・ウィンクラーが今回も頑張っていました。結果は10位。
何か、とにかくたくさんステージに立つんだ、という意思を感じますね。
もちろん、ローリーが何を考えているのかは分かりませんが、見ていて応援したくなります。
ただ、最近は悲しいニュースが多くあったので、あまり無理はしないでほしいなと思います。


最後に大会の結果とスコアを掲載します。

大会の順位

表1:順位とスコア
順位名前トータルスコア
1ラファエル・ブランダオ3
2サムソン・ダウダ6
3ベクロズ・タバニ・アバルガニ9
4エミール・オメラギッチ12
5クイントン・エリヤ15
6ミラン・サデク18
7ベラ・コケニー21
8ブルーノ・オリヴェイラ・サントス24
9ローリー・ウィンクラー27
10マルセロ・ペドロ・ダ・クルーズ30
11ダニ・カガノヴィッチ34
12ファビオ・ロマグノロ35
13パベル・ベラン40
14ボヤン・イワノフ41
15アイヴァース・グリグジャニス45
16カレド・アルカゼン48
16モーガン・アステ48
16ヴィクター・ジョエル・レア・カノ48
16ケヴィン・ベプハルト48
16アハメット・コカック48
16トニー・コーネン48
16プリア・パユーン48
16ジャン・チュレック48
16アルトゥール・コバレフ48