児玉選手がハワイアンクラシックで第5位
2021年11月20日にハワイのホノルルで開催されたショーン・レイ・ハワイアン・クラシックに日本を代表するプロボディビルダーの児玉晋一郎選手が出場し、第5位になりました。
児玉選手がプロコンテストに出場するのは2019年のジャパンプロ以来、そして今回のハワイアンプロではクラシックフィジークカテゴリへの出場でした。
今回はかなりコンディションが良くて、大腿四頭筋のカットもよく出ていましたし、背中のクリスマスツリーもばっちり出てましたね。
背中が強い選手なので、コンディションが良いと僧帽筋がくっきりと浮かび上がっていて立体感が強調されていてすごくかっこよかったです。
クラシックフィジークはプロポーションもかなり大事な要素の一つになってくるので、その部分でローガン・フランクリンやダミエン・パトリックなど上位の選手に遅れをとってしまった感じだったのですが、立体感や絞りでは負けてなかったように見えました。
もともとボディビルカテゴリでプロカードを取得した児玉選手ですが、プロのボディビルカテゴリは人間離れした選手ばかりで、そのなかで活躍するのはかなり厳しいです。
2017年以降、IFBBプロリーグではプロカードを取得することの難易度がさがり、多くのプロ選手が誕生しましたが、実際にプロの世界で活躍し続けられる選手は多くはありません。
ボディビルカテゴリはその傾向がもっとも強いです。
ボディビルからクラシックフィジークへの挑戦はいろいろと葛藤があったのではないかと想像しますが、この挑戦は児玉選手にとって良かったのではないかと思いました。
これからの活躍も期待しています。