2023アーノルドクラシックの結果【ボディビル】

2023アーノルドクラシックの結果【ボディビル】

2023年3月3、4日に開催されたアーノルドクラシックの
結果をお伝えします。

今回残念ながらリアルタイムで見ることができなかったので
あまり詳しい内容をお伝えすることができないのですが、
SNSやYouTubeなどで確認して感じたこととか書いていきます。

アーノルドクラシックトップ5

第5位 Shaun Clarida

212クラスのオリンピアチャンピオンである
Shawn Claridaが並み居る巨大な選手を退けて
第5位となりました。

Shaunは身長が低いので、相対的に小さく見えてしまいますが、
部位ごとに纏っている筋肉の量とバランスは
今回のラインナップの中でもピカイチだったと思います。

212クラスを廃止しているアーノルドクラシックで
体重別のクラスをなくして選手を比較するというのは
非常に画期的だと思いますね。

Shaunはオープンの巨大な選手に対抗するために
やはりサイズを大きくしていましたが、
212クラスで優勝した時のような
100%コンディションに全力投球した体で
挑んでいても面白かったのではと、個人的には思いました。

第4位 Big Ramy

3連覇をかけた昨年のオリンピアで
衝撃の5位という結果に終わっていたBig Ramy。

このアーノルドクラシックでも優勝
というわけにはいきませんでしたが
体の方は、オリンピアの時と比べて
非常に良くなっていましたね。

オリンピアでは強みであるはずの
背中の広さが少し劣っていたように見えていましたが
この大会では、巨大な背中が復活していました。

全体的な筋肉の張りも出ていて、
まだまだ元気な姿が見られそうで安心しました。

第3位 Andrew Jacked

脅威のスーパープロポーションルーキー
Andrew Jackedが第3位に入賞。

今回はオリンピアの時よりも絞りに
磨きをかけて来ていて、
大腿四頭筋や大胸筋に見られる
ストリエーションがめちゃくちゃかっこよかった。

抜群のプロポーションとも相まって
個人的にはめちゃくちゃ好きな体だったのですが
コンディションを重視した結果、
サイズが少し小さくなってしまった感がありました。

サイズとコンディション。
トレードオフの関係なのですが、
その二つを両立させることのできる選手が
トップに立つのでしょうね。

第2位 Nick Walker

2020年のアーノルドチャンピオン
Nick Walkerが第2位でした。

Nickは今回トップの中で一番コンディションが良かったですね。

というか、Nickがコンディションが
悪かったところをまだ見たことがありません。

精神力、プロ意識、体に対する理解度
全てが高いんだろうなと感じます。

そして驚くべきは大会を経るごとに
毎回、体が進化していることです。

元々ウエストは大きめの選手ですが
今回、かなり引き締まっているように見えました。

進化できる選手は必ずトップに立つことができます。

まだまだ若いので、本当にこれからが楽しみです。

第1位 Samson Dauda

今回そんなNick Walkerを抑えて優勝したのは
Samson Daudaでした。

オリンピアで素晴らしい進化を見せていたSamsonですが、
今回は、それよりも更に
1つ1つの筋肉の丸みや張り感が増していて
コンディション面では、100%ではないのに
立体感が素晴らしかったと思います。

Andrewと比べても負けないくらいのプロポーションの良さも
このアーノルドクラシックでは有利に働いたと思いますね。

ここ最近の若い選手の活躍は
本当に素晴らしいと思いますね。

今回のトップ3の選手は今後ボディビルを引っ張っていく存在になりそうです。

6位以下の順位

6位以下の順位は次のとおりです。

  • 第6位 Akim Williams
  • 第7位 William Bonac
  • 第8位 Justin Rodriguez
  • 第9位 Kamal Elgargni
  • 第10位 Patrick Moore