2023年のオリンピアへの
出場資格の獲得条件が
昨年までと少し変わったようです。
具体的な変更点は、
ポイント制度がなくなったところです。
前年オリンピアの上位5位までと
2023年シーズン(2022年11月21日〜2023年10月9日)
に行われる予選大会の優勝者に
出場権が与えられるのは例年と同様です。
加えて昨年までは
予選大会の2位以下にはポイントが与えられ、
シーズン中に獲得したポイントの
合計が多かった上位3名の選手にも
オリンピアへの出場権が与えられていました。
が、
2023年のルールを見ると、
その記述がありませんでした。
なので、今年はポイント制度はなく、
前年オリンピアの上位5名と
予選で優勝した選手にのみ、
今年のオリンピアへの出場権が
与えれることになりそうです。
昨年までは、
大会で優勝はできなくとも
上位につけることはできるというレベルの選手は、
予選大会に多く出場することで、
オリンピアという
世界最高の舞台に立つことができていましたが、
今年のルールでは
優勝しなければならないということです。
このルール変更の影響で考えれるのは
選手たちはより1つの大会に
集中して臨むことになりそうですね。
オリンピアに出場しようと思ったら、
予選大会で2位や3位を狙っていてもダメ
ということになってしまったのですから、
優勝のみを狙った最高の体を仕上げる必要があります。
最高の体を1年の間に
そう何度も作り上げられるものではない
と思いますので、
選手たちは
1つの大会に対して全力を持って
準備するようになるのではと思います。
これは、良いことだと思います。
オリンピアに出場するために
たくさん予選に出場しようと思うと、
必然的にピークの体を長く維持する必要が出てきます。
選手にとってピークの体を
長期間維持することは大変なことですし、
健康面を考えても、良いことだとは思えません。
そういう意味で、
「たくさん大会に出場しよう」
という選択肢が減るのは良いことだと思います。
その代わり、
トップには少し及ばないけれども、
魅力的な体をしている選手を
オリンピアの舞台で見られる機会は
減ってしまいそうで、
それは残念ポイント。
でも、
近年は予選大会の数も増えており
2023年シーズンは今のところ
18個の予選大会が予定されています。
ポイント制が無くなったとしても、
オリンピアへの出場のチャンスは
昔と比べれば多くなっているのではないでしょうか。
ということで、
個人的には良い試みなのでは
と感じた今年のオリンピア出場資格のルールでした。
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