IFBB Pro Leagueのサイトで2019年のミスターオリンピアに向けてのOlympia Qualification System(OQS)が発表されていますね。
OQSはミスターオリンピアへの出場資格の詳細が定められているものです。
今回はそのルールやどんな選手が資格を取得しているのか見ていきます。
Olympia Qualification System
Olympia Qualification System(OQS)はミスターオリンピアに出場するための条件を定めたものです。
IFBB Pro Leagueのサイトで公開されています。
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そのルールはボディビルやフィジークなどのカテゴリに応じて少し違いますが、基本的には、
- 2018年ミスターオリンピアの上位5人
- IFBB Pro Leagueの大会での上位成績者
この2つが出場資格を得るための条件です。
1つ目の条件を満たしている選手は既に決まっていますね。
オープンボディビルで言えば、ショーン・ローデンをはじめ、フィル・ヒース、ローリー・ウィンクラー、ウィリアム・ボーナック、ブランドン・カリーまでの5人です。
この5人は既に2019年のミスターオリンピアへの出場資格を得ています。
他のカテゴリでもこれは同様です。
そして2つ目の条件、これがカテゴリによって少し違っています。
とりあえず、共通していることは世界各国で行われるIFBBの大会で5位までの成績を収めると、その順位に応じてポイントが与えられるということです。
もらえるポイントは大会に応じて異なっており、大きな大会ほど、同じ順位でも高いポイントをもらうことができます。
度の大会の度の順位で何ポイントもらえるのかもOQSのサイトに書かれています。
そして、カテゴリによって違うのは、最終的なそのポイントの上位3人が出場資格を得るカテゴリと、上位20人の選手が出場資格を得るカテゴリがあります。
これは、2018年8月6日から2019年8月4日までの間に、そのカテゴリの試合が何回あるかによって決まります。
現在の2019年ミスターオリンピアへの出場資格を持っている選手と、ポイント所持者一覧
今既に2019年ミスターオリンピアに出場する資格を持っている選手と、各カテゴリにおいてポイントを持っている選手の一覧もIFBB Pro Leagueのサイトで公開されています。
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オープンボディビルの出場資格を得た選手の一覧に11月24日に行われたRomania Proで優勝したマックス・チャールズの名前があります。
オープンボディビルは、OQSのリストにある大会で優勝するとオリンピアへの出場資格を得ることができるので、Romania Proの優勝で出場資格を得たことになります。
この一覧は今後もどんどんアップデートされていきます。
出場資格を得たらかといって出場するわけではない
出場資格を得た選手の一覧に名前があっても、必ずしも2019年のミスターオリンピアに出場するというわけではありません。
これはあくまで、出場資格を得ているというだけで、出場を表明した選手の一覧ではありません。
例えば、オープンボディビルの一覧にフィル・ヒースの名前がありますが、2019年、フィル・ヒースはミスターオリンピアには出場しないと見られています。
同様に、212ボディビルのフレックス・ルイスも今年での引退を表明していますし、メンズフィジークのジェレミー・ブエンディアも2019年のミスターオリンピアへの出場は不透明です。
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