不死身のボディビルダー、デキスタージャクソン

ボディビル大会
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こんばんは

今日は一人のボディビルダーの紹介をしたいと思います。

その名はデキスタージャクソン(Dexter Jackson)

プロフィール

デキスタージャクソンはアメリカ出身のボディビルダーです。

身長は165cmで、体重は93〜102kg。

1969年生まれで、今年でなんと50歳! まだ現役で活躍している選手です。

若い頃からスポーツの才能が凄まじく、高校の頃にはサッカーをしていたようですが、40mを4.2秒で走っていました。また空手4段の黒帯でもあります。

彼が初めてボディビルの大会に出たのは1989年で、その時たった3週間の準備しかしなかったにも関わらず優勝。その3年後には国際大会に出場して3位になっています。

とんでもない遺伝子の持ち主ですよね。

1998年にプロになると1999年にはミスターオリンピアに出場します。

1999年・・・つまり今年で20年間戦っているんですよね。しかもほぼずっと5位以内の順位を取っています。

まさに不死身のボディビルダーだと思います。

弱点のない体

デキスターの体型は、弱点がありません。

他の選手は、三頭が小さいとか、カーフが発達していないとか、背中の立体感がないとか、お腹が出てしまっているとか、どこかしらに弱点があるものです。

ところがデキスターはそういった部分がありません。

強いて言えば、ロニーコールマンと言うマスモンスターが最も評価されていた時代のボディビルダーとしてはバルクが足りていなかったと言うことくらいでしょうか。

ただそれは時代によって変化する評価基準を通した見かたであって、絶対的な体の完成度としては言うことなしです。

で、もちろんその体はめちゃくちゃ評価されていて、世界各国で開催されるアーノルドクラシックで合計9回も優勝しています。

2008年にはミスターオリンピアにも輝きました。

いつまで現役を続けるのか

デキスターの一番凄いところは、その完璧な体を20年間保ち続けていることだと思います。

多くのトップ選手は、最高の体を作るために大きな負担をかけるためか、全盛期のクオリティを長く維持できない傾向にあります。

それに対して、20年という長い期間、ほぼ完璧な体を維持し続けることができるデキスターは、やはり素晴らしい遺伝子の持ち主であり、トレーニングや食事を含めたライフスタイルそのものが洗練されているのだろうなと思います。

去年のミスターオリンピアのあと、インスタグラムで今年の大会の結果次第で、進退を決めるという投稿をしていましたが、さらに現役を貫いて欲しいと思います。

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