裏のミスターオリンピア候補No.1~セドリック・マクミラン

裏のミスターオリンピア候補No.1~セドリック・マクミラン

こんばんわ。ズナリーです。

ミスターオリンピアやアーノルドクラシックの記事を書くときに何度もいっていますが、僕はセドリック・マクミランが好きです。

なのにセドリックの記事を書いていなかったので今回書こうと思います。

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セドリック・マクミランのプロフィール

  • 出身:アメリカ・ニュージャージー州
  • 誕生日:1977年8月17日(42歳)
  • 体重:133.8kg~140.6kg
  • 身長:185.5cm
  • 通り名:The One

ボディビル選手の中でも背はかなり高いほうですね。そのため実は体重もかなり重い。

マスモンスターと呼ばれるような選手でもなかなか130kg超える体重の人はいないのですが、セドリックは見た目かなりエステティックなのにこの体重です。

で通り名?っていうんでしょうか、ボディビルダーって一人ひとりにあだ名がついているのですが(デキスタージャクソンの”The Brade”やフィルヒースの”The Gift”など)、セドリックは”The One”と呼ばれています。

今のボディビル界では唯一無二の美しい体から、この名がつけられているのでしょう。

セドリック・マクミランの魅力

体型がすばらしい

セドリックの魅力はプロポーションの良さですね。

こんなキレイなプロポーションをしている選手は、今なかなか居ません。

まず高身長。で、身長が高いだけでなくて足が長い。

足が長いってことは重要で、足が長いと逆に胴が短いんですよ。

胴が短いってことは、広背筋の下部が腰のすぐ上にくるわけで、そうすると背中の逆三角形がすごくきれいに見えるわけです。

セドリックはウエストも細いので、更に背中のシェイプが美しく見えますよね。

ボディビル界指折りのエンターテイナー

セドリックはカイ・グリーンと同じくらい、見ている人を楽しませてくれる選手です。

今年のアーノルドクラシックでも普段とは違うパフォーマンスを見せてくれましたし、どの大会でも観客と対話をするようなポージングを見せてくれます。

すごく人当たりがよさそうなイメージですが、実は一人でいるのが好きなんだとか。

チームスポーツも苦手で、理由は「失敗して人に迷惑をかけてしまうのが怖いから」らしいです。

意外と繊細なんですよね。そこもまた魅力だと思います。

あと、これもカイグリーンと同様に絵がうまいです。(あまり関係ないですが)。

子供の頃、ボディビルダーを初めて見てから、「かっこいい!」ってなって筋肉の絵を描きまくっていたらしいです。

努力家

ボディビルダーは皆そうかもしれませんが、セドリックはすごく努力家です。

知っている方も多いと思いますが、セドリックはアメリカ軍に所属しています。

2003年、セドリックはすでにボディビル競技を行っていて、アマチュアの大会にも出て優勝するなど、かなり本気で活動していたようですが、セドリックの部隊がイラクに駐留することになったのです。

2003年から2004年の間イラクに駐留することになったのですが、そこはイラクの中でも何もない砂漠地帯。当然トレーニングジムなんてありませんし、ウエイトもない環境です。

ですが、セドリックはそこで倒れている木や、壊れた車の部品などをウエイト代わりに使ってトレーニングをしていたらしいです。

そして、アメリカに帰ってきてからは、すぐにウェイトトレーニングを再開し、3年後の2008年にプロカードを取得しています。

筋トレって結構環境が大事にする人が多いと思います。僕も万全の状態じゃないとやる気が出ないんですが、セドリックはどんな環境でもできる限りのことをしている。かっこいいですよね。

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裏のミスターオリンピア候補No1

セドリックの体は黄金時代の選手の体を彷彿とさせるんですよね。

セドリックと似たフィジークを持っていた黄金時代の選手とは、アーノルド・シュワルツネッガーとリー・ヘイニー。伝説級の二人ですね。

毎年ミスターオリンピアの順位予測がいろんなサイトで発表されますが、セドリックがその中で上位に入ることは、ほぼありません。

でもダークホースとしては結構名が挙がるんですよね。それはセドリックがこの二人を彷彿とさせるからですよね。

ミスターオリンピアになれる素質は十分すぎるほどにあると見られているわけです。

ちなみに、セドリックが初めて好きになったボディビルダーはアーノルドシュワルツネッガーで、映画「コナン」のアーノルドをみて、「こんな体になりたい」と思ったのだとか。

2017年までのミスターオリンピアはドリアンイェーツから始まった大きく迫力のある選手が評価される時代でしたが、2018年ショーンローデンが優勝したことで美しい体が評価される時代に変化しつつあると思います。

その流れは間違いなくセドリックにとっては追い風となるので、今年からのミスターオリンピアはちょっと期待しています。

でもセドリックも今年で42歳ですからね。ミスターオリンピアに年齢の上限があるわけではないですが、やはり年を重ねるほどに難しくなっていくのは確かだと思います。

なんとか1度でもミスターオリンピアになるセドリックを見てみたいですね。

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過去最高のセドリック

さて、そんなセドリックが一番のフィジークをしていたのはいつなのでしょう?

2017年、アーノルドクラシックで優勝したときのセドリックはすばらしかったですね。

でも、このときよりも2012年のニューヨークプロで優勝したときのセドリックのほうが絞れていたように思います。

あまり下半身が映ってないですが、太腿のセパレーションもいいですし、腹筋の溝もくっきり出てます。

個人的にこのときが最高のセドリックだと思いますね。

まとめ

ということで、僕の一番好きな選手と言ってもいいボディビルダー、セドリック・マクミランの紹介でした。

2019年、アーノルドクラシックオーストラリアでは2位と言うすばらしい結果でしたが、ミスターオリンピアでもぜひ活躍してほしいと思います。

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