2019年の日本ボディビル選手権で優勝、世界選手権で第4位となった横川尚隆選手がIFBBエリートプロになりました。
日本人ボディビルダーとしては1人目のIFBBエリートプロの誕生です。
横川尚隆選手がIFBBエリートプロに
2020年2月25日、日本のボディビルダーである横川尚隆選手が自身のinstagramやtwitterで、IFBBエリートプロになることを発表しました。
横川選手は2019年10月、日本のボディビル団体JBBFが主催する日本ボディビル選手権大会で優勝しました。
その1ヶ月後には世界的なボディビル団体IFBBが主催する世界選手権にも出場し、そこでは4位という結果を納めました。
それらの成績で条件を満たし、日本人ボディビルダーとしては1人目のIFBBエリートプロとなりました。
横川選手はIFBBエリートプロになることを決めた理由を、”まだ日本にいない、日本でたった1人のエリートプロになれるから”、”世界大会に出てみて、このままナチュラルでも戦っていけそうだから”と語っています。
25才という若さと、ルックスの良さ、筋肉に対する異常なこだわりが注目を浴び、テレビでも活躍している横川選手ですが、今後本業のボディビルでもさらなる活躍を見せてくれそうです。
[adchord]IFBBエリートプロって?
横川選手は今まで、日本のボディビル団体のJBBFの大会に出場していました。
JBBFの大会はアマチュア大会であり、プロの大会はありません。
IFBBエリートプロは世界的なボディビル団体IFBBのプロ組織です。
横川選手が4位になった世界選手権はIFBBのアマチュアの大会で、そこでの成績によってエリートプロになれるかどうかが決まるんだったと思います。
IFBBエリートプロになった横川選手は、文字通りプロ選手になるので、もうJBBFの大会に出ることはできません。
これから横川選手をステージで見られるのは、ヨーロッパで開催されるIFBBエリートプロ大会だけということになります。
また、プロボディビルといえば、選手みんながドーピングしているというイメージが持たれていますが、IFBBエリートプロはナチュラル、つまりドーピングは一切無しの大会です。
選手に対しては、抜き打ちで厳しいドーピングチェックが定期的に行われ、ここで引っかかった選手は大会には出られません。
横川選手もナチュラルであることに強い信念を持っているようで、ナチュラルのまま戦えるということもエリートプロになることを選んだ理由の一つだと思います。
ちなみにですが、ナチュラルではない(ドーピングしている)選手が活躍している大会もあって、そちらは”IFBBプロフェッショナル”(IFBBエリートプロとは全く別の団体)が主催している大会です。
こちらも選手たちがすごい迫力で見ていて楽しいです。
(ドーピング=悪というイメージを持っている人は多いかもしれませんが、僕は全員が同じ条件ならばどちらもいいんじゃないかなと思っています)
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まとめ
ということで、日本のボディビルダー横川尚隆選手が、日本人ボディビルダーとして初のIFBBエリートプロになりました。
横川選手はボディビルを世間に広めてくれている存在ですし、選手としてもすごいし、体も超カッコいいので応援しています。
ズナラボではエリートプロのことはあまり扱っていませんでしたが、これからはもっと注目していきたいと思います。