【ボディビル】2021カリフォルニアステートプロの結果

ボディビル大会

5月29日にアメリカカリフォルニア州でカリフォルニアステイトプロが開催されました。

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出場選手一覧

  • ドリアン・アブラムス(アメリカ)
  • エディ・ブラカモンテス(アメリカ)
  • カミロ・ディアズ(コロンビア)
  • モハメド・エル・エマム(ロシア)
  • ステフェン・フラジアー(アメリカ)
  • パトリック・ムーア(アメリカ)
  • ハッサン・ムスタファ(エジプト)
  • アン・グエン(アメリカ)
  • モハメド・シャーバン(エジプト)
  • フレッド・スモールス(アメリカ)

順位

第5位:エディ・ブラカモンテス

(c) NPC News Online

エディ・ブラカモンテス選手は2020年のカリフォルニアプロでも第5位だったので、昨年と同じ順位ということになりました。

上腕二頭筋が丸々としていて大きい選手です。あと背中の広がりも素晴らしいです。
ただ全体的に立体感が足りていない感じですね。

今回はコンディションもそこまで欲はなかったように感じます。去年のカリフォルニアプロの時の方がコンディションはよかったですね。

第4位:モハメド・エル・エマム

(C) NPC News Online

ニューヨークプロでは第5位でしたが、今回は1ランクアップして第4位。これで今年のコンテストには全て出場。勢力的にですね。

コンディションはニューヨークプロの時とあまり変わっていない感じですが、今回はカラーリングが暗めになっていて見栄えがよかったと思います。

スタイルがよく、大腿四頭筋のカットが深く刻まれているのがかっこいいですよね。上半身や背面から見た時に、それほどコンディションの良さが感じられない。
背中やお尻の辺りは少しソフトに見えている感じがします。下半身前面から脂肪が落ちていくタイプなのかもしれませんね。
体全体のカットがくっきり浮かぶようになったらさらにカッコよくなると思います。

第3位:ハッサン・ムスタファ

(C) NPC News Online

超巨大な足をもつハッサン・ムスタファ選手はニューヨークプロと同じ順位の第3位。

各部位の大きさは文句なくトップレベルですが、コンディションがやはりあまりよくないですね。
加えて、筋肉の立体感が出にくい体質なのかなというのも感じます。そのせいで実際よりもコンディションが悪く見えやすいのかもしれません。
モストマスキュラーをしている時なんかは、結構ストリエーションも見えているんですよね。

(C) NPC News Online

コンディション面の改善できれば、どんな大会でも優勝できるポテンシャルを持っていると思います。

第2位:モハメド・シャーバン

(C) NPC News Online

非常にいいコンディションを持ってきたモハメド・シャーバン選手でしたが去年のカリフォルニアプロと同じく第2位でした。

足がサイズもすごいのですが、岩のようなゴツゴツ感がすごくカッコ良かった。めちゃくちゃ堅そうな足ですよね。

上半身もコンディションもいいし、サイズもしっかりあってかなりいい感じで、1位との差はほとんどなかったのではと思います。

第1位:パトリック・ムーア

(C) NPC News Online

2019年のカリフォルニアプロで優勝しめちゃくちゃ注目を浴びたパトリック・ムーア選手でしたが、去年の同大会では第4位と奮わない年となっていました。

そして今年は見事優勝に返り咲きました。2位のモハメド選手の方がサイズでは劣っていますし、コンディションも甲乙つけがたい勝負をしていたのですが、
パトリック選手の勝因としては、そのフィジークが評価されたのかなと思います。つまり細く高い2021ウエストを中心に足と肩にむけて広がっているいわゆるXフレームという体型ですね。

パトリック選手はこの体型がめちゃくちゃ見栄えする選手で、2019年から注目を浴びていますよね。

全体的なサイズアップがされれば、文句なく最高のボディビルダーになる選手だと思います。

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6位以下の順位は以下の通りです。

  • 第6位:アン・グエン
  • 第7位:カミロ・ディアズ
  • 第8位:フレッド・スモールス
  • 第9位:ステフェン・フラジアー
  • 第10位:ドリアン・アブラムス
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まとめ

2021年のカリフォルニアプロの優勝はパトリック・ムーア選手でした。

これで、パトリック選手は二年ぶりのオリンピア出場です。2019年は10位だったので、今年はどこまで活躍できるか注目ですね。