アーノルドクラシック2019ボディビルの順位〜優勝はブランドンカリー!

アーノルドクラシック2019ボディビルの順位〜優勝はブランドンカリー!
Advertisement

2019年3月1日にアメリカオハイオ州コロンブスにて開催されたアーノルドクラシック2019。

速報ですでに順位は紹介していますが、優勝はブランドン・カリーでした!おめでとうございます。

ということで、この記事では上位の選手を紹介しつつ、その体についてちょっとだけコメントしてみたいと思います。

アーノルドクラシック2019ボディビルの順位

第6位 スティーブ・クークロ

第6位はスティーブクークロ(Steve Kuclo)。

去年は5位だったので、1つ順位が下がってしまいました。

でも体は去年よりも進化していましたね。コンディションもすばらしかった。

毎年少しずつ改善されていってると思います。

スティーブは、サイズはでかいのですが、筋肉の立体感がちょっと足りないんですよね。

コンディションは悪くないのに、腕や胸、あと足もフラットに見えます。もっと立体感が出るとさらに上位に食い込めると思います。

第5位 ローリー・ウィンクラー

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

今回大本命だったローリーウィンクラー(Roelly Winklaar)ですが、残念ながら5位という結果でした。

2週間前のネパールでのゲストポーズで、コンディションがよくないと言われていましたがやはり2週間では整え切れなかったようですね。

もちろん2週間前よりもかなり絞れてはいますが、お尻やハムストリングスの辺りはストリエーションを見ることも難しいくらいにまだ水が残っている感じでした。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

ほかの選手と比較しても、お腹や足がちょっとソフトに見えますね。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

今回は完全な状態で大会に臨むことができなかったローリーですが、2週間後にはアーノルドクラシックのオーストラリア大会があります。ローリーは去年のチャンピオンでもあるので、それまでにコンディションが整えられるのかが注目ですね。

第4位 セドリック・マクミラン

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

私が2位になると予測(期待)していたセドリックマクミラン(Cedric McMillan)は第4位でした。うーん残念!

今回のセドリックも完璧なコンディションではありませんでしたね。

ポージングのときに後ろのディスプレイに移っていた過去の体と比べると一目瞭然です。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

唐突ですが個人的に、セドリックはカイグリーンに並ぶエンターテイナーでもあると思うんですよね。

今回も目隠ししてポージングしたり、自撮りしているシュワちゃんに接近して一緒に写ったり、とてもステージを楽しんでいるのが魅力的です。

プレジャッジのときにもみんなでステージの上でポージングをしていると、

ふと、横を確認したと思ったら、

すっと、一人ステージから降りて、

一人だけ前でポージングをはじめるという。あわててほかの選手も前に来るなんていう場面もありました。

こういったユーモアのあるところも人気の理由なんでしょうね。

あとは、コンディションさえ完璧にしてくれれば・・・!今後に期待です!!

第3位 ルーク・サンドー

さて、今回僕はまったく予測していなかったのですが、ルークサンドー(Luke Sandoe)がなんと3位になりました。

まず、コンディションがめちゃくちゃよかった。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

上半身はもちろん、お尻やハムストリングスにもストリエーションが入るくらいバキバキのコンディションでした。

サイズも申し分なくでかくて迫力もありましたね。

6位から3位までの選手の比較を見て見てみると、個人的には4位のセドリックとの差は近かったんじゃないかなとも思いますけどね。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

ルークは2015年くらいからプロの大会に出始めたばかりの選手なので、今回の結果はすばらしいと思います。

第2位 ウィリアム・ボーナック

昨年1位だったウィリアムボーナック(William Bonac)が今年は2位でした。2年連続チャンピオンならず!惜しかったですね。

毎回のことなのですが、ウィリアムはめちゃくちゃコンディションがよくて、今回も本当によかった。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

肌の質感もめっちゃよくて、個人的には優勝すると思っていたんですけど、2位でしたね。

正直、どこが足りなかったとかそういうのはないと思います。ほとんど完璧な状態で今大会には臨んできたと思うんです。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

上腕二頭筋や大腿四頭筋はブランドンに勝っていたと思いますし、僅かな差でブランドンが上をいったって感じですね。

第1位 ブランドン・カリー

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

そして、優勝したのはブランドンカリー(Brandon Curry)です。

去年のミスターオリンピアでは5位で、ウィリアムボーナックもローリーウィンクラーも上にいたのですが、今回一気に二人を越えて優勝してしまいました。

ブランドンの武器はなんといってもウエストの細さと背中の大きさですよね。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

で、その背中はどんどん大きくなっていっているのに、ウエストの細さはまったく変わらないんですよね。これがすごい。

(c) YouTube/ArnoldSportsFestival

ウィリアムと比べると、細いウエストから大きな後輩筋にかけての逆三角形が際立っているのがわかると思います。

背中だけではなく、ほかの全ての部位において以前よりも大きくなっていたと思います。

コンディションはウィリアムもよかったですが、ブランドンも最高のコンディションでした。

コンディションに関しては二人は互角だったと思いますね。なのでブランドンが優勝した要因としてはやはりウエストと背中がつくるそのエステティックな体型が大きいのだと思います。

またシュワちゃんはポージングもすばらしかったと言っていますね。

今回のブランドンはサイズ、コンディション、ポージング全てが完璧で、すばらしい優勝だったと思います。

Advertisement