2019年のミスターオリンピアまで3ヶ月をきりましたね。
今回は現時点でのミスターオリンピアへの出場予定選手を見ていこうと思います。
今回紹介するのはオープンボディビルカテゴリの選手です。
ほかのカテゴリも追って紹介したいと思っています。
あくまで現時点での出場予定選手で、今後さらに増えることもありますし、出場しない選手もいると思います。
[adchord]ミスターオリンピアの出場資格
出場選手を紹介する前に、どうしたらミスターオリンピアに出場することができるのかを簡単に説明しておきます。
まず、昨年度のミスターオリンピアで5位以内に入った選手は今年のオリンピアへの出場資格が与えられています。
そして、過去のミスターオリンピアで優勝したことがある選手にも出場資格が与えられます。
さらに今シーズン、世界中で開催されているIFBBプロの大会の中の、オリンピアクオリファイの大会で優勝することで出場資格を得ることができます。
またIFBBプロの大会での順位によって、ポイントが与えられます。オリンピアまでに獲得したポイントの、上位3位までの選手に、オリンピアへの出場資格が与えられます。
以上が、オリンピアへ出場するための資格を得る方法です。
[adchord]2019年ミスターオリンピア出場予定選手
ショーン・ローデン
2018年のミスターオリンピアであるショーン・ローデン
今年のオリンピアではどうなるか注目ですよね。
最近のゲストポーズではかなり脂肪が乗った体をしていて、批判的な意見をぶつけられていましたが、
もし2連覇したらすごいことだと思います。
フィル・ヒース
昨年2位と言うことで、リストには含まれているフィル・ヒースですが、今年のオリンピアにはおそらく出場はしないでしょう。
出場したらサプライズですね。
最近のトレーニング動画をみてもサイズはまったく衰えていないと思うので、2020年での復帰と8回目のミスターオリンピア優勝も期待できるのではないでしょうか。
ローリー・ウィンクラー
去年は破竹の勢いを見せたローリー・ウィンクラーですが、今年のアーノルドクラシックではコンディションがあまり良くなく、成績は芳しくありませんでした。
最近のトレーニングの様子も見ることができますが、まだまだ準備段階といった感じです。
現役の選手の中では突出した腕を持っている選手で、その腕を中心とした上半身の迫力はすばらしいです。
ウィリアム・ボナック
アーノルドクラシックオーストラリアで優勝しているウィリアム・ボナック。
常にすばらしいコンディションで安定している選手ですね。
コンパクトながら、立体感のあるがっちりとした筋肉の持ち主ですね。
ブランドン・カリー
ものすごいスピードで進化しているブランドン・カリー。
昨年のミスターオリンピアでは5位でしたが、今年のアーノルドクラシックでは、そのとき負けたウィリアム・ボナックやローリー・ウィンクラーを退けて優勝をしました。
その評判もあって今年のミスターオリンピアでは優勝候補となっています。
[adchord]デキスター・ジャクソン
昨年は7位だったデキスター・ジャクソンですが、2008年の優勝実績により、今年も出場資格を得ています。
なんと今年で49歳。
未だ現役で、さらにボディビル最大の大会ミスターオリンピアに出場しているなんて信じられません。
とはいえ、やはり少しずつ衰えが見え始めているため、今年が最後の大会となるかもしれないデキスター。
ただ、最近のインスタの投稿をみても、すばらしい体をしています。
クラレンス・デ・ヴィス
ベルギー出身のクラレンス・デ・ヴィス。
2018年ジョージファラハクラシックで優勝して、オリンピアへの出場資格を得ました。
2012年からプロの大会で活躍していて、オリンピアには今年初めての出場ですね。
「ベルギーのプレデター」と呼ばれている選手。同じく「プレデター」と呼ばれるカイ・グリーンにちょっと似てる?
体のほうは、大胸筋と広背筋の下部が良く発達していると思います。後輩筋をフレックスさせたときのクリスマスツリー、ラットスプレッドのときの背中の広がりがすばらしい選手です。
マックス・チャールズ
ルーマニアマッスルフェストで優勝したマックス・チャールズ。
2017年以来、2度目のオリンピア。そのときの順位は13位でした。
全体的にバランスが良い選手だと思います。上半身・下半身ともに発達していますが、お腹まわりはちゃんと引き締まっていますね。
ただ突出していい部分と言うのもない感じなので、まだ上位には食い込めない感じですね。
スティーブ・クークロ
インディプロで優勝したスティーブ・クークロ
ミスターオリンピアでもなじみの顔になってきましたね。
背が高く、筋量もあって大きな選手なのですが、立体感に欠けるので、オリンピアではなかなか上位にいくことができませんね。
ユアン・モレル
アーノルドクラシック南アメリカとニューヨークプロという大きな2つの大会で優勝しているユアン・モレル
かなり背の高い選手なので、サイズ感が出にくいと思うのですが、今年に入ってかなり大きくなったと思います。
この2つの優勝もその進化が評価されていると言うことだと思います。
ミスターオリンピアには過去3回出場していますが、いずれも10位以下でした。
今年は結構いい順位にはいれるのではないかと思います。
ジョシュ・レナートウィッツ
ビッグマンウィークエンドプロで優勝したジョシュ・レナートウィッツ
2016年以来、2度目のオリンピア出場です。そのときの順位は9位。
背の高い選手ですが、大腿四頭筋の外側の張り出しがすばらしい選手です。背が高くて足がいい選手はなかなかレアでデニス・フルフを彷彿とさせますね。
パトリック・ムーア
カリフォルニアステイトチャンピオンシップで優勝したパトリック・ムーア
とてもスタイルがいい選手。めっちゃ足長いです。
そして上腕二頭筋がでかい。ダブルバイセップスポーズをとったときの丸々とした二等筋は見ものだとおもいます。
ジョナサン・デラローサ
プエルトリコプロでゆうしょうしたジョナサン・デラローサ
オリンピア出場は2015年以来2度目です。そのときの順位は16位。
リラックスポーズのときの肩が不自然なくらいぼこっとしていて、鎧着てるみたいな体をしています。
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アキム・ウィリアムス
現在ポイントが23で1位のアキム・ウィリアムス
今年のニューヨークプロ、ビッグマンウィークエンドプロ、インディプロで2位と惜しくも優勝を逃していますが、かなり調子がいいことは間違いないです。
まだオリンピアまでにいくつか大会があるため、確実とは言えませんが、高い確率でアキムはポイントでの上位3位を維持すると思います。
オリンピアへの出場が決まれば、2016年以来2度目の出場となります。
セドリック・マクミラン
現在ポイントでは16ポイントのセドリック・マクミラン
正直このままだと、上位3位を維持できるかは微妙なラインです。
ただ、セドリックは軍に所属しているので、なかなか大会に出場することもできません。
できれば今年もオリンピアの舞台でセドリックを見たいですが、どうなるかは運次第ですね。
ルーク・サンドー
セドリックと同じく現在16ポイントを持っているルーク・サンドー
今年に入ってサイズ・コンディションともに改善されて、各大会でもいい結果を残しています。
今後の予定は定かではないですが、後1つでも大会に出場して上位に入れば、かなり出場できる確立が高くなるのではないでしょうか。
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まとめ
ということで、ぱぱっとではありましたが、現時点での2019年ミスターオリンピアの出場予定選手を紹介しました。
今の段階での優勝候補は1番はブランドン・カリーでしょう。今までの彼の進化を見ていると、アーノルドのときよりも、更に進化した姿を見せてくれると思います。
2番目の候補はショーン・ローデンですね。ローデンが今年も完璧なコンディションを持ってきたら、2連覇も可能なのではないかと思っています。
そのほか、上位に来るのはやはり去年のオリンピア上位選手である、ローリー・ウィンクラー、ウィリアム・ボナック、さらにはデキスター・ジャクソンでしょう。
そして、そこにジョシュ・レナートウィッツやユアン・モレルが食い込んでくるんじゃないかなと思っています。
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