ディープラーニングによってAIに可能なことがぐっと増えてから、将来多くの職業がなくなるなんてことが言われるようになりました。
筋トレブームが始まってから、パーソナルトレーナーになる人もたくさん増えたと思いますが、トレーナーもAIに奪われてしまう職のひとつになるかもしれません。
ソニーがパーソナルトレーナーロボットを開発中
Sony Interactive Entertainmentがパーソナルトレーナーロボットを開発しているようです。
ソニーがアメリカの特許庁に申請した特許が以下から見られます。
その情報によると、ロボットにはカメラがついており、トレーニングするユーザーの画像をキャプチャし、分析してユーザーが自分のトレーニングを改善できるようにフィードバックが提供されるらしいです。
まだ、開発は初期段階のため、具体的な情報はありませんが、図によるとロボットをコンピュータやゲーム機に接続して、そこからモニターに接続して画像を表示させたり、ネットに接続してソーシャルメディアにアップしたりサーバに記録しておくことも可能なようです。
トレーナーは要らなくなるのか?
このロボットが完成したらトレーナーは要らなくなるのでしょうか?
たしかに、ロボットがフォームとかの良し悪しを判断するなら、人間の目で見て判断するよりも正確なフォームを教えてくれそうですよね。
価格帯にもよりますが、ジムに行かないで家でトレーニングしている人なんかは、これがあると家で一人でトレーニングしていても、正しいフォームを教えてくれるのでとても便利そうです。
とはいえ、AIが発達したらいらなくなるであろうと言われているその他の職業も同じことが言えますが、全てのトレーナーが必要なくなるということはないですよね。
優秀なトレーナーの方はたくさんいると思うので、その人たちはこのようなロボットが現れても変わらずトレーナーを続けることができると思います。
それに筋トレって絶対的に正しいひとつのやり方っていうのが存在しないと思います。
人の体や性格などの特性によって、正しい筋トレのやり方は変わってくると思います。
たぶん優秀なトレーナーの方は、人を見ながら、その人に一番適切なトレーニングを教えることができると思いますが、ロボットにはそれはなかなか難しいですよね。
ということで、トレーナーが必要なくなるということはないでしょう。
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